こちらはちょくちょく更新していますが、最新の状況は全て定期報告にて御確認を。
現在の状況と定義
まず初めに当水槽のレギュレーションを掲載します。
使用するのは90cm水槽です。
運用状況
- フィルターを使用しない 必須
- なるべく機器に頼らない 願望
- 余り餌をあげない 願望
- 水替えを減らす 願望
という感じです。ライトと貝の為に流水装置が必要なのは置いといて、クーラーは未使用、ヒーターは急激な温度差で白点病になったため冬場のみ使用しています。エアーは水草に頼って外したい、エサも減らしたいと考えています。今のところ通常より手間もお金も掛ってます_:(´ཀ`」 ∠):
まとめ
それでは上記の運用で判明したことを観てみましょう。
床材
これが一番重要と実感しました。
見た目を気にしないなら赤玉土で問題ありませんが、ビオトープと違い横から観る水槽なので、ここを妥協したら本末転倒ではないかと。
赤玉土
バクテリアの定着、水草の栄養、汚れの吸着、どれをとっても通常の水槽であればベストだと感じているのですが、フィルターなし+水流あり の環境だと、どうしても水草の葉に粉じんが積もります。これは流水装置の位置である程度回避できますが、中層、低層どちらかの水草に必ず積もってしまいます。
また、掃除を怠ると栄養過多になり、特に自分の環境だと緑のスポット的なコケが生えやすいです。まぁ掃除をしてても出てしまう砂・砂利の茶ゴケよりはマシ。
砂・砂利
田砂と類似した製品を投入。
見た目は好きで、フンも埋もれないので掃除しやすいのですが、当然バクテリアの定着も微妙で、栄養素は皆無、水草の成長も宜しくなく根付かないので抜けやすい状況。
汚れも吸着しないので、白・黄濁り。2週間足らずで茶ゴケが発生し、ナナにも付き始めました。割とどうにかなると思っていたのですが、砂・砂利が一番合わないかもしれません。
今のところ生体に影響がないのが唯一の救いでしょうか。
セラミックサンド+肥料
赤玉などを焼き上げたセラミックサンドであれば、バクテリアの定着、汚れの吸収は解決(恐らく赤玉土ほどではありませんが)。残すは水草への栄養なので、これは別途、肥料を添加する運用で今後実践していみたいです。
あ、赤玉もセラミックもソイルの一種なんだよね?そういえば元は同じだもんなぁ
ソイル
ブラックソイルは結局、赤玉と同じような結果になりそうですが、今まで投入した事がないので、粉じんがどの程度のものなのか、どなたか教えて頂きたいです。赤玉より出ないようであれば、セラミックよりもソイルで運用しようと思います…
赤玉はそこまで栄養はないのですが、循環しない当環境では丁度良いようです。ソイルになると即栄養過多もあり得る。その点は吸着性ソイルが向いていそうだが、水草メインで運用した事がないので無知です。
二枚貝
フィルター代わりの浄化担当としてドブ貝とマツカサ貝を投入しています。
肝心な浄化能力に関してですが
- 3匹でも10匹でも変わらない
- 常に綺麗な水ではなく、常に多少は濁る
- グリーンウォーターなどで活性化してその時は綺麗になるが気まぐれ
- 意外と死なない
何匹入れても目視できる程の変化は観られず、「おお綺麗!」と感じる水質は今までほどんどない(悲) ただ入れなければもっと酷いと思う。
塩がダメな事を知らずに塩浴した時に大量死させてしまいましたが、これは当環境とは無関係で、それ以外で死滅した事はありません。
もし水流なしで飼育できれば床材問題もかなり解決できます。
水替え
通常の環境よりは回数は多いものの、自発的に行っているだけなので、意外とそこまで必要ありません。もちろん水量や回数を減らせばそれだけ汚れるので、コケびっしりになるまで放置しなければ良いだけです。
アンモニア等の有害物質は水草とバクテリアでなんとかなっているようです。
生体
掃除をしてくれるプラティやオトシンクルスorプレコ辺りは入れた方が良いです。ヌマエビに関してはヨシノボリが食べてしまうので断念していますが、こちらも入れればもっと良い環境になると思われ。
ヨシノボリさえ入れなければ、赤玉の粉じんや砂の茶ゴケもそれなりに解消できそうなので、選択肢が増えますが、やはり好きな魚を入れたいですよね。
水草
CO2不要で育てやすい種類であれば好き好きで良いと思います。ただソイルや赤玉土の場合なので、他の床材になると、どうしても肥料となるものが必要。これはフィルター有無の問題ではありません。
ライト、その他の装置
ライトは水草に合わせて。二枚貝であれば流水装置は必要(だと思う)。エアーに関しては、白点病で二枚貝と一部の生体を亡くしてしまったので、これを更新している今であれば無くても大丈夫。ただ非常用として持っておく必要はありますね。
他、餌などに関してはフィルターなしと関係ないので割愛。気になる方は上部メニューからどうぞ。