魚を大きく入れ替えました。
日淡が大きくなり本領(肉食)を発揮してきたので、苦汁の決断で隔離しました。それに伴い、新たな生体を数種加えています。
トラブル
- 肉食魚が本気を出した ≫ 隔離
- 水が生臭い ≫ 冷凍アカムシを止めた。
- 酸欠でシマヨシノボリがとうとう全滅 ≫ 二枚貝の酸素量計算を忘れていた。
ルーティーン
先述した通り冷凍アカムシを入れると、どれだけ汁を切っても水が生臭くなります。
バクテリアを入れても 生臭い=雑菌(バクテリアも含む)が分解してガスが発生している 証拠なので、この臭いは避けて通れず冷凍アカムシの使用を断念。残ったものは外で隔離しているウキゴリ、タカハヤの餌にしています。
水替えに関しては本来の理想的なビオトープ水槽に近づけるため頻度を減らし、とりあえず1週間で10リットルで実践しています。ペースとしては2リットルペットボトル1回、8リットル容器で1回の週2回。
2リットル×5回/週でもヨシとして、その時じぶんが楽なやり方で行っています。
フィルターなしでも水替えはそこまで要らない説
今はエアーが必要不可欠なほど生体を多く混泳させていますが、エアーなしでも生きられる範囲の生体数であれば、半月1回/10リットル程度でも問題なさそう。
水が腐るほど放置しなければ何も問題ないので、現在でも水替えをもっと減らせますが、生体に影響がないとはいえ糞や分解物は絶対底に溜まるので、ここの掃除がネックですね。床材まわりに茶ゴケもみえるようになってきましたし…
生体
- ウキゴリ×4匹 ≫ 隔離
- シマヨシノボリ×0匹 ≫ 新たに3匹追加 今度は絶対死なせん!
- オウミヨシノボリ×3匹
- タカハヤ×3匹 ≫ 隔離
- メダカ×3匹 タカハヤにとうとう1匹喰われた。
- ミナミヌマエビ×約100匹 ≫ 屋外にて本格的に繁殖開始。
- ネオンドワーフレインボー×3匹 ≫ 上、中層がさびしかったので追加。
- コウライモロコ×3匹 ≫ 追加。
ウキゴリがどんどんデカくなり、オトシンクルスも危うかったので隔離。これに関しては想定済みでしたが、凄く寂しかった。
追記:ヨシノボリも少しずつ大きくなり、そのうちオトシンを食べそうだけど当初からヨシノメインで考えていたので、これは仕方なしとします。
その後タカハヤまで大きくなり、追う程度だったのが、とうとうメダカも呑み込んだので隔離を決意。これも寂しかった…
しかも両者、実は警戒心が強く臆病で捕獲に数日を費やしました。もっと計画的に飼うべきだったと反省。隔離容器で元気にしていますが、日淡は上から観ても灰色で面白くないんです。
コウライモロコとは

肉食寄りではなく人工餌なら何でも食べます。水草の食害もないので追加しましたが、モロコの中でもスネイルを食べてくれるのがコウライモロコの良いところ。ただし増えた小ヒメタニシを食べているところはまだ未確認です。
そしてタカハヤ程ではありませんが、小さくて光るネオンドワーフを追う事があります。混泳は基本問題ないものの、光る魚は注意かも(小さいメダカには全く興味なし)。購入時点で割りと大きかったので、初めはサイズを揃えた方が良かったかもしれません。
水温に関しては強いので高温、低温問題ありません。
餌の時間になると気が立っているのか同属同士で絡み合います。追って突っつくのではありませんが、勢い余って流木やガラスにコツっとぶつかる事があるので注意が必要です。以前タモロコを飼育していましたが、ここら辺の特徴はコウライモロコだけだったように思います。
臆病な日淡の中でも特に臆病らしく、慣れるまで驚いて飛び跳ねることもチラホラ。
浄化担当
- プラティ×7 ≫ 3匹追加 何でも喰うのでブクブク太ってる…
- オトシンクルス×4
- マツカサ貝×3、ドブ貝×7(ビオの要!全部生きてる)
- ヒメタニシ×15+子ども(こちらも要)
- ホンコンプレコ×2 ≫ 追加
肉食魚を隔離して事なきを得ましたが、一時オトシンクルスの生存が危うかったのでホンコンプレコなる大きくならないプレコを購入しました。
ホンコンプレコとは
これは名前の通り中国や香港の川に棲息するプレコで、熱帯というより清流魚らしいです。
高温(MAX:26度)や水質悪化に弱く日本の清流魚と同じ扱い(でも低温にも弱い/22度)で飼育しなくてはなりませんが、幸い30日以上経過しても元気です。温度や水質を除けば、オトシンとプレコの中間みたいな感じでエイっぽい泳ぎも見せてくれます。
草食面も一緒ですが、石に括った乾燥イトメも食べていたので驚きました。少し雑食の気があります。自分の環境ではオトシンと同じく餌なしでも大丈夫。
charmさん情報だと酸欠に弱とのこと。ただヨシノボリの方がもっと弱いのでホンコンプレコよりも先に他の魚が逝きます。
普段は縄張り争いをしないのですが、威嚇という程でもなく単にじゃれ合っているのか、何なのか…凄く稀に同属で絡み合う事があります。攻撃という感じではありませんね。
餌
- 二枚貝、プラティ 原材料100%のクロレラ粒(溶かしてグリーンウォーターに)。凄く喰いつきが良く、回数を増やしました。5粒/1~2日間隔。 ≫ クロレラの事
- ハゼ達(ヨシノボリ)メインに他の魚も全て。乾燥イトメ×1粒/2日 2日に1粒 or 1日半分を石に括りつけて沈めています。 ≫ ヨシノボリに人工餌を喰わせる!
クロレラ粒を直接与えていましたが、溶かしたGWに変更しました。二枚貝的にはこっちの方が良いはず。
他、追加した分のヨシノボリが人工餌の「オトヒメ」を食べて育っていたため、乾燥イトメと合わせてあげています。つられて他のヨシノボリも食べてくれる事を期待していますが、餌が沈下する前に他の魚に食べられてしまったりと、まだまだ難しいです。
この「オトヒメ」はエビの臭いがキツいです。キャット系も臭いが強いので試してみましたが、こちらも興味は示しています。
エビの繁殖を開始
ヨシノボリのおやつ、ある程度の水槽掃除用に別途大き目の容器で繁殖を再開しました。
ただ屋外なので残念な事に水温が急激に低下してしまい休眠状態。産まれていた稚エビも確認できなくなってしまいました。春までは大きな変化は期待できなさそうですね。
水草
今回から水草の詳細(名前)も追加しました。CO2は皆無なので初心者向けの水草メインです。
光量はそれなりにありますが、エアーを強めに入れているので成長はイマイチと感じますね。
- ミクロソリウム ≫ 中・後背景 壁掛けに利用
- ツー・テンプル ≫ 後背景
- ピグミーチェーンサジタリア ≫ 低層
- エキノドルス・テネルス ≫ 低層
- ウィローモス ≫ 腐りかけ。
- ミニマッシュルーム ≫ 低層
- アヌビアス・バルテリー・ブロードリーフ ≫ ナナと変わらない。中層の流木に寄生中。
- ホトニア ≫ 中・後背景 フィルターがないと、粉じんが積もって微妙な見た目。
- レッドグラス ≫ 中・後背景 調子ヨシ。
- アルターレッド ≫ 中・後背景 調子ヨシ。
- ハイグロフィラ サリチフォリア ≫ 中・後背景 調子ヨシ。
- ラージリーフ ハイグロフィラ ≫ 中・後背景 調子ヨシ。
- レッド サウルルス ≫ 中背景 これだけやばい。
ほとんどの水草は数回、株分けを行って順調でしたが、ライトやレイアウトを変えているうちにモッサリ増える感じが無くなってしまいました。
低層草は二枚貝が動いたり、魚が巻き上げて未だに抜けてしまう事があります。
レッド サウルルスだけは最初から不調で、3本中、2本が溶け、残りの1本も中間の茎が腐っています。水上葉でもあるので、完全水中では難しいのかも。諦め半分で最近始めた壁掛け水草の一部にして、水から出やすいように上部固定してみようかな。
壁掛け水草
ミクロソリウムが増えだしたので水槽内の壁に立て掛けてみました。
もっと映える方法はないかと模索中です。
環境・設備

- 水温24.5℃
- 90センチ水槽
- ミナミヌマエビ用容器(ネギ用の発泡スチ 約40リットル)
- ウキゴリ、タカハヤ用(発泡スチ 約40リットル)
- エアーポンプ
- ライト 18W/LED(90センチ)+トカゲ用のUVAランプ100W×2(アルミでスポット改造)
- 流水装置(二枚貝の為に)
- 床材は赤玉土
- ヨシノボリの隠れ家用に土管シェルターを追加。
UVAのつもりで使っていたトカゲ用のスポットライトが何を勘違いしたかUVBを使っていたので入れ替えました。このUVAはトカゲのバスキング用なので100Wですが熱量だけで光量はイマイチ。冬に向けての水温調節にも使っています。
せっかくなのでUVAとUVBの水草に対する違いを調査中。
冬が開けたら18W/LED(90センチ)+14W/LED(75センチ)を調節しながら使う予定。
まとめ
水槽内の生体が大きく変わりました。ウキゴリもタカハヤも好きだったので、凄く悔しいですが肉食魚が大きくなれば混泳にも大きく影響することは分かっていたので適当に始め過ぎたと反省。
下手に容器で飼うよりも、日淡なので川に帰して存分に生きてもらおうかとも考えています。
みなさんの声 疑問や感想、「自分はこうやっているよ」など何でもどうぞ。