ああーやばい。夜中にハゼ達が浮き気味だったので、とりあえず流水装置を強引に上げて、酸素を送り込みました。前日に多量のイトミミズを投下したのが悪かったのかなぁ。
で、実際油膜が原因と気付いたのは翌朝。大きいハゼ2匹亡くなっちゃいました…凶暴だけど一番可愛かったのに。

反射して見づらいけど、垢みたいのが浮いてますね・・・
エアーポンプで対処する
油膜取りの装置は割りと安く売っていますし、自作もできるし、そもそもフィルターさえあればどうにでもなるのですが、肝心なフィルターは勿論ありません。
なので二枚貝の酸素消費も考えて、エアーポンプを購入しました。本当は水草をもっと成長させたいんだけど仕方ないですね。
買ったのは水作 水心です。

ちなみに水作 水心 は別途、チューブとストーンを買わなくてはいけませんので、モノによっては計3,000円くらい掛かります。自分的には試しに百均で揃えても良いと思います。実際、ストーンが気に入らず長いのにすれば良かったと後悔。
それと、電源コードが60センチくらいしかなく、直接壁に差し込むのは厳しいので注意してください。

これであっという間に油膜は解消し、魚の動きが活発になりました。やはり慢性的な酸欠だったんだ。
他と比べて静からしいけど、ブクブク音でかき消されてよくわからない。

小型のものであれば、吊り下げる事で振動音はなくなります。周りに触れさせないように工夫して設置してみましょう。ここで先述した電源コードの短さが問題になってきますね。
油膜の大きな要因は活きイトメだった

こちらは後日追記しています。イトメの繁殖で判明しましたが、上記のように12時間放置しただけで、これだけ水が汚れます。しかも、12時間後の画像は9リットル中、2.5リットルの水を入れ替えた後です。
その後の検証で、床材に潜ってチリジリになれば水を汚さないと判明したのですが、ダマになっていると粘膜でシェルターのように自分の周りを囲みます(触るとネバネバして塊になっている)。
1度に2杯あげる時もあったので、短時間でもどれだけ水を汚しているかは想像できますね。
ここで幸か不幸かイトメが勝手に繁殖し、床材に散って水も汚していないので、このまま維持する事にしました。よってイトメの購入はしませんので、塊を水槽に入れることはもうありません。
結果、油膜は出なくなりました。
人工餌も原因に
自分のストックしている中では「テトラ (Tetra) プランクトン」も見た目で分かるくらい油がしみ出ています。あげすぎや食べ残しには注意したいです。
ブラックモーリーは危険
なお、ブラックモーリーも油膜を食べてくれると書いてあるところもあったのですが、これは危険です。可愛い成りしてヒヤッハー系の悪でして、昔、水質が安定しなかったので黒いヒゲ苔対策に入れたところ、コリドラスの目をくり抜かれてしまいました。
混合の場合、絶対ブラックモーリーを飼ってはいけません。色しか違わないのに、中身は全然違うんですねぇ
他の生体も食べてた。
油膜は限定的な魚しか食べないと思っていましたが、主の気配で近寄るほど慣れてくると、餌にも貪欲になり、ハヤ、プラティ、恐らくドワーフやメダカも含めた雑食の魚が油膜を食べていました。面白い事に草食と肉食は見向きもしません。
もしかすると喰いつきの良い「テトラ (Tetra) プランクトン」の味(油)に慣れたせいで食べ始めたのかもしれません。
ただし餌と勘違い、お腹が空いている時くらいなので、全てを生体に任せるのは厳しそうです。
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